し、「成功するためにはどうすればいいのか」なんて悩んでる野心あふれる人がいれば、
結論として、この7つの習慣を読めばそれでいいと思います。
多くの自己啓発書とかビジネス書その全てがほぼ網羅されている。
ただ本当に50年後100年後でも役に立つような本質的な内容であるからこそ、ちょっと概念的というか抽象的だなと感じる人もいる。
そんな本ですのでたくさんの本を読んできた知識とサラリーマンとしての経験もふまえながらわかりやすく解説していきます。
まず、7つの習慣の全体像。
7つって結構数が多いので、まずはざっくり全体のイメージを把握してほしい。
7つの習慣っていうのは、要は成功するための方法なんです。
ただ面白いのが著者のコヴィー先生が指す成功というのは、ただ金持ちになるとかそういう表面的なことでなくて人格主義。
つまり「素晴らしい人格を持つ」これこそが成功なんだと。
だからお金とか社会的地位もそうですけど、ほかに健康面でも精神面でも人間関係でもそして知性という面でも、全てにおいて高いレベルにいくためのその答えを教えてくれています。
いま私が言ったもの全てをバランスよく地道にレベルアップできずに偏ったバランスで成功しても、それは一見成功した風に見えるだけで心は虚しくなる。
そんなの真の成功とは呼べないよとコヴィー先生は語っています。
だからこそ、本書は「今すぐ成功できる7つの方法」とかじゃなくて「7つの習慣」ってタイトルなんでしょうね。
あなたが絶対成功できる方法は教えると、ただ明日からすぐ億万長者みたいな表面的な成功じゃなくて、継続してコツコツと人間的に成長して本質的に成功してほしいんだと、そんなコヴィー先生からのメッセージが本書のタイトルには込められているんじゃないかと私は思います。
では本題に入ります。
一旦ですね、7つの習慣全部ざっとキーワードだけお伝えします。
あの別に暗記とかしなくていいので全体の流れをまずつかんでください。
まず、1つ目の習慣「主体的であれ」
2つ目「終わりを思い描け」
3つ目「最優先事項を優先しろ」
ここまでが一つ目のブロックです。
続いて、二つ目のブロックが
4つ目の習慣「win-winを考えろ」
5つ目「相手を理解しろ」
6つ目「シナジーを創れ」
この4から6の習慣が2つ目のブロック。
そして最後の仕上げで7つ目「刃を研げ」という習慣で締める。
こんな感じで3つの習慣が2ブロックあって、そして最後の仕上げに「刃を研げ」というのが全体の構成です。
それでですね、これを本当にざっくりまとめちゃうと、最初の3つの習慣でまず自分自身が成功しろと。
自分自身の成功してまず自立しろと。
それでその3つの習慣で自立できたら、第2ブロックでは自分自身だけじゃなくて周りの人も巻き込んでみんなで成功しろと。
本書では公的成功、つまり公の人たちを巻き込んで成功することこそ真の成功だと書かれています。
それでみんな巻き込んでみんなで成功、みんなでハッピーになったら、それでまあゴールっちゃゴールなんすけど、さすがコヴィー先生は厳しいですよ。
1回成功して終わりじゃないと、また何度でもみんなで成功できるようにさらに「刃を研げ」と。
自分をさらに磨き続けろとそんな構成になっています。
どうでしょうか。
全体の流れなんとなくわかっていただけましたかね。
一旦まとめると、最初の3つの習慣でまず自分が成功して、次の3つの習慣でみんなも巻き込んで成功して、そして最後に自分磨き。
こんな流れです。
おそらくですね、全体の流れをなんとなくわかっていただけたかと思いますので、ここからはそれぞれ7つの習慣を、7つもあるんで超ざっくりになっちゃいますけども、補足しながらスピーディーに解説していきます。
ぜひですね、それぞれの習慣に対して自分はできてるかなーみたいな視点で聞いて頂ければと思います。
では詳細いきましょう。
まず一つ目は、「主体的である」という習慣で、これはつまり自分の人生を人任せにしてないかということです。
分かりやすい例で言えば、何かミスとかトラブルが起きた時ですね。
その時に「これは〇〇さんのせいだよなぁ」とか思っちゃう人、これは主体性がない人です。
一方で、主体性のある人というのは、この点に関しては「自分の責任でもあるからこうやって対策しよう」と、「次回からはここを気をつけよう」みたいな感じで考えられる人です。
主体性がある人というのは、人のせいとか環境のせいにして済ませないで、自分の力でどうにか出来ることはないかって考えて、自分の人生が良くなるのも悪くなるのも可能な限り自分でコントロールしようと行動するんです。
そうですね、これ1つ目からめっちゃ大事ですね。
まずこの「主体的である」っていうのが第一の習慣です。
次に2つ目は「終わりを思い描くことから始める」という習慣です。
これよく聞く話ではありますけど、人生も仕事もゴールを描かなきゃ始まんないよってことです。
コヴィー先生は、特に人生においてのゴールを明確にしろと言います。
人生のゴールなので死ぬっていうことを意識するとも言えます。
具体的にどういうことかというと、例えば自分が死んでしまって自分のお葬式に参列した人たちになんて言われたいか。
それを1回考えてみろと。
やっぱり成功するためには死を意識するっていうのはめっちゃ大事だと思うので、是非興味のある方は「死の正体」という本を解説した私の動画も見てほしいんですけども。
あとこれも大事ですね、ミッションステートメントって言うまあ自分の人生のキャッチコピーみたいなものですね。
このミッションステートメントも考えた方がいいと語られています。
自分の人生をどんなものにしたいか。
例えば、私で言えば、「笑い、笑わせ続け、そんで死ぬ」っていうミッションステートメントを持ってます。
自分がまず楽しんで、それでどうにか出来る範囲で周りのみんなにも楽しんでもらって、そんなことを続けているうちに死にたいなっていう自分なりのルールを持ってますので、それこそ、本業とか副業みたいな仕事だろうが人間関係だろうが時間の使い方だろうが、常にこのルールからミッションステートメントから外れないようにしてます。
ぜひ皆さんもまぁちょっと面倒くさいかもしれないけど、自分のミッションステートメントどういう人生を過ごしたいかということを一度考えてみてください。
そして、3つ目は「最優先事項を優先する」という習慣です。
これは是非参考として私の「エッセンシャル思考」の動画を見ていただきたいんですが、要は2つ目の習慣で自分のゴールをちゃんと設定しても、そのゴールに近づけるようなことを特に優先して取り組まないと全然意味がないっていうことです。
日頃あんまり意識しないけど、私たちに与えられた時間は、やっぱり限られていて、しかもそんなに多いわけでもないですから、ゴールを決めたら次はそのゴールに近づくために必要なことをちゃんと優先して進めていかないと間に合わないですよ。
この3つ目の習慣で、すごい大事なことが優先事項っていうのは、急ぎの仕事みたいなそういう意味じゃなくて自分の設定したゴールに近づくために重要ものなんだということです。
緊急性よりも重要性の方が大事なんです。
ここをはき違えてしまうと、ToDoリストとか google カレンダーとか例えそういう便利ツールを使ったとしても、ただ効率的にこなすだけになってしまって、なかなかゴールに近づけない。
そんな状況に陥ってしまうんです。
優秀な人でも時間を管理してるようで時間に管理されちゃっているみたいな人って結構います。
時間を管理するっていうよりも、やっぱりそもそもの自分の人生を管理するという意識を持った方がいいかなと思います。
ということで、ここまでの第1から第3の習慣で1ブロック目が終了です。
まず主体性を持って自分で責任を取る、そしてゴールを明確にしてそのゴール達成に重要なことに対して優先的に注力する、まず自分自身だけが成功するにはこれだけでいいって考えると結構シンプルですよね。
そしてですね、自分だけじゃなくてみんなで成功するための第2ブロックに突入するわけなんですが、そこで登場するのが4つ目の習慣「win-winを考える」というものです。
win-winの関係を築こうみたいな話、これってめっちゃよく聞くと思うのであまり詳しく説明しませんけども、要は常に勝者と敗者が生まれるという認識は捨てましょうと。
関係者がみんな得する方法はどこかにあるはずって信じて行動しないと、みんなを巻き込んで成功するっていう第2ステージには到達できませんってことです。
ここらへんは、そうですね、「私のハーバード流交渉術」って本の解説動画が結構参考になる思うので、ぜひ見てみてください。
そして5つ目、「まず理解に徹し、そして理解される」という習慣です。
これは win-win の関係を構築するためにめっちゃ重要な考え方で、我々って、というか私みたいなおしゃべりな人は特になんですけど、相手の悩みとか聞いててもちょっとさわりの部分聞いただけですぐアドバイスしたりし出すんですよ。
これじゃダメなんです。
これ私もいつもやっちゃうんで、この機会に反省してるんですけど、コヴィー先生が言うのは、まずよくよく相手の話を核心部分まで聞けと、相手は悩み相談とか言いながらも実はその人自身で答えを持っている場合もあると。
というかそういう場合が多いと。
なのに私なんかほんとダメで、自分だったらこうするとか自分のときはこうだったとか言っちゃうんですよね。
ダメなんですよね。サラタメ一旦黙れと。
まずよくよく聞いて情報を耳に入れるだけじゃなくて、その人に感情移入しながら聞いてあげる。
これがよりよい win-winの関係を構築するために大事なことなので、是非私だけじゃなく皆さんもお気を付け下さい。
そして、ついに6つ目まできました。
もうほぼ最後ですが、6つ目「シナジーを創り出す」という習慣です。
これはwin-winの関係を目指して相手に感情移入するぐらいに耳を傾けたらできることなのかなと思うんですけども、そうですね、注意点としてはシナジーと妥協は全く違うっていう点です。
誰かと力を合わせるとなると、どうしても相手と自分の違いみたいな部分って生まれるじゃないですか。
そうなったときに、ここら辺なら私も相手も納得するからまぁ大人になってここらへんのラインでお互い納得しましょうみたいなことってよくやっちゃうじゃないですか。
コヴィー先生はそれじゃダメだと。
それはシナジーじゃなくてただの妥協だと、相手との違いを尊重しろ歓迎しろと、相手とも違いを生かして仲良くなんとなくの着地点を探すとかそういうんじゃなくて、お互いの力が掛け算になるような最高の結果を諦めるなと語られています。
ちょっとこれは難しいですよね。
正直私にこれまだ全然できてないですし難しいレベルなので、ぶっちゃけよく分かりませんっていうのが感想です。
そして、ここまでやって最後に待ち構えるのは7つ目「刃を研ぐ」という習慣です。
まあこれはざっくり言ってしまえば、大成功できたとしても油断しないで、さらに自分を磨き続けろっていうことです。
注意点としてはですね、自分を磨くって時に考えがちなのは、じゃあ本でも読んで勉強しようみたいなことですけど、コヴィー先生はそういう知性という面だけじゃなくて、体力面・精神面・人間関係全て磨けと。
具体的にいえば、そうですね、本も読んで筋トレもしていろんな人にも積極的に会いに行っ
て、さらに芸術に触れて瞑想とかもして精神面も鍛えろみたいなことです。
いやいや待ってくれコヴィー先生と。
やること多いよって思いましたかね。
それはですね、私も正直そう思いましたので自分のできることからみたいな感じでまずはいいのかなと思います。
あとそうですね、この「刃を研ぐ」っていうのが最後にあるっていうのが、すごく意味があると思うんですよ。
というのも、我々サラリーマンってとにかく英語を勉強しようとか、とりあえず簿記でも取っとくかみたいな自分磨きって結構しちゃうじゃないですか。
でもこれって第1から第6の習慣を理解しないで、急に第7の習慣から始めるみたいな感じになっちゃってると思うんですよ。
そうすると、自分磨きが何のためにやってるかよくわかんなくなって空回りしちゃうような気がするので、第1から第6とまでは言わないですけども、せめて第1から第3の習慣で自分は最終的にどうなりたいかということを考えて、あと優先事項は何なのかということをちゃんと整理してそれから自分磨きした方が効果的なんだろうなと私は思いました。
ということで、今回はキングオブ自己啓発7つの習慣について解説しました。
まとめると、7つの習慣って本はですね、表面的に金持ちになる方法とかじゃなくて本質的に人間として心豊かに成功する方法が書かれた本でして、その7つの習慣のキーワードだけざっと挙げると
1つ目の習慣は主体的
2つ目は終わりを思い描け
3つ目は最優先事項
4つ目は win-win
5つ目は相手を理解
6つ目はシナジー
そして最後の仕上げで7つ目刃を研げ
最初の3つの習慣で、まず自立して自分自身成功して次の3つの習慣でみんなを巻き込んでみんなで成功する。
そして最後に刃を研いで成長し続ける。
それでもう結構お腹いっぱいかもしれませんが、今回のサラタメ的補足です。
ちょっと7つ多いよと、結局どれが一番大事なのか教えてよって思われた方のためにお伝えしようと思います。
私は一番最初の「主体的である」これが一番大事だと思います。
結局は主体的に自分の人生を自分の手でどうにかしたいって思うかどうか。
ここが一番重要だと思います。
というのも、7つの習慣聞いてもらってわかったかと思うんですけど、というか私も思いましたけど成功するのってめっちゃ大変じゃないですか。
こんな7つも習慣にできるかよって思いませんかね。
絶対こんな7つもやるの大変なんですよ。
そんなときに頼りになるのって、とはいえ自分の人生のボスは自分でありたいと。
なんかよくわかんないハゲた上司マウントバックを取ってくれる友達。
そんな奴らに人生を支配されてたまるかとそう強く思って戦えるか。
その気持ちが重要だと思います。
なのでまずは主体的であること。
そのために一番簡単に始められることでいうと、自分の言葉だけでも変えるって事ですかね。
例えば、何かトラブルが起きちゃった時に「〇〇さんのせい」とか「時間がなかった」からとか、そういう外部要因のせいにするんじゃなくて、「じゃあ自分はこうしよう」とそういう言葉ですね。
明日からすぐに主体的な行動を始めるってなかなかハードル高いと思うんですけど、まずは自分から発する言葉だけでも主体的ぶってみる。
主体的な自分を演じてみる。
そんなことから始めてみてもいいのかなと思います。
私自身も全然7つの習慣できてないのです、人生をかけてこの7つの習慣クリアしていきましょう。
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