「与える」ことは自分の居場所を生む。
どうも!!健康太朗です!
「一番落ち着くはずの家庭のなかで居場所がないと感じる。」
自分の居場所は、生活している中で家庭や職場、学校など様々な場面でありますよね。
家庭はその中でも一番落ち着く場所だと考えていました。
それなのに居場所がない感じるのはなぜなのでしょうか。
家庭において「居場所がない」とはどんな状況なのか、また、原因・対処法があるのかを探ってみることにしました。
★家で居場所がないと感じる状況
家の中で「居場所がない」と感じる状況は、立場によって様々あると思います。
その例を見てみました。
①妻がすべてを管理している場合
妻が金銭管理や行動制限など、全てにおいて管理されている夫は、家の中でも息苦しい思いをしているのではないでしょうか。
お小遣いが少ない、何時までに帰ってこい又は何時まで帰ってくるな等、このような扱いを受けてしまうとオイラだったら「毎日家族の為に仕事頑張っているのにな…」と思ってしまいます。
自分が稼いだお金なのだから、少しくらい贅沢したい時もあるし、ゆっくり家で休みたいときだってありますよね。
②物理的に居場所がない場合
寝室やリビングなど、パートナーや子供が占領している場合、更に自分の部屋がないならば、物理的にも居場所がありません。
寝室はパートナーの物で溢れかえっていたり、ソファやテーブルは子供の遊び場になっていたり…
これでは仕事帰りや休日にゆっくりくつろげる場所がありませんよね。
このような場合も「居場所がない」と感じてしまうと思います。
③専業主婦で子供がいない場合
専業主婦で子供がいない家庭だと、妻が「居場所がない」と感じる場合があるそうです。
毎日の家事は大変な仕事で、主婦には休日もありません。
だけど、そのことを理解していない夫に「専業主婦は楽でいいよな」なんて言われることがあるとオイラも聞いたことがあります。
「働いている人が偉い」というような考えを持っていたら、専業主婦としては立場的に居場所がないと感じてしまいます。
④子供の場合
大人だけでなく、子供も「居場所がない」と感じている場合があります。
勉強や友人関係のことなど、アレコレと干渉されると家に居るのが嫌になってしまいます。
逆に会話もなく、子供に対して全く関心がないという場合も孤独を感じてしまいます。
★居場所がないと感じる原因は
家に居場所がないと感じる原因はなんでしょうか。
上記で様々な例を挙げてみましたが、原因については共通するものがあるとオイラは思います。
①自己肯定感が低い
自分自身を否定している人は居場所がないと感じやすいと言います。
相手は特に何も思っていないのに「話を聞いてもらえない」「自分の存在に気付いてもらえない」と思い込んでいるということもあるそうです。
②会話をしていない
パートナーや親と話をしていないと、自分の気持ちはわかってもらえませんよね。
また、相手の考えていることもわかりません。
相手はこう思っているのだろうな…と一方的に決めつけてしまいます。
相手の気持ちがわからなくて居場所がないと感じてしまうこともあると思います。
③安らげる場所がない
自分の部屋がなく、寝室もリビングも散らかっていて1人でゆっくりと安らげる時間や場所がないと居場所がないと感じてしまいます。
平日は仕事で疲れていますし、休日も家の中でゆっくり出来る場所がなければ、家に居るのが窮屈になっちゃいますよね。
★居場所がないと感じた時の対処法
では、家庭の中で「居場所がない」と感じた時の対処法はあるのでしょうか。
対処法についてオイラなりに考えてみました。
①自分の存在は自分で認める
家の中には自分の居場所がない…など、ネガティブに考えるのではなく、まずは自分自身が自分の存在を認めてあげてはどうでしょうか。
家の中に居場所がないということは無いと思います。
人によって状況は様々ありますが、「家」は誰が何と言おうと「あなたの家」なんです。
②パートナーや親と本音で話をする
パートナーや親と会話が出来ていないのであれば、きちんと本音を伝えることが大切だと思います。
もちろん、話をしたからといって全てが解決する訳ではありませんよね。
また、相手が話を聞いてくれないかもしれません。
それでも、自分の気持ちを相手に伝えることは大切なことだと思います。
話をすることで、相手がどんな風に思っているのかを知る事も出来るかもしれません。
解決する・しないに関わらず、まずは会話をすることが必要なのかもしれないですね。
③趣味をつくる
自分の好きなことに没頭できるような趣味を作ってみるのもいいかもしれません。
それは、家の中でもいいし外でもいいと思います。
何も考えずに集中したり、楽しい気持ちになれれば「居場所がない」なんて感じることも少なくなるのではないでしょうか。
★まとめ
家のなかで居場所がないと感じる状況やその原因、対処法などについて考えてみました。
家庭の中で居場所がないと感じる状況は、夫や妻、子供…様々な立場であります。
その原因については、共通するものがあると考えました。
家族での会話が少なかったり、自分の時間がなかったり…または家族は何とも思っていないのに自己肯定感が低くて「居場所がない」と思い込んでいる場合などが挙げられます。
不思議なものですが知らず知らず自分の居場所を自分で奪ってしまうのです。
解決策はまず家族で少しずつでも会話を増やすことだと思います。
自分の気持ちや相手の気持ちを理解できるキッカケにもなりますし、話をしないとお互いのことはわかりません。
会話がムズカシイ状況なら喜ぶこと、助けになるような行動を黙々とやってみることです。
金銭的な部分ではなくそれ以外でのところです。
最初は無反応かもしれません。踏み出す一歩は自分がコワイと感じるように相手も同じように思っているのです。
言葉よりも行動で示し、そして言葉を交わすのです。
やってみて、反応みて、良ければ続け、悪ければ変える。
些細なことでもその積み重ねが居場所になるでしょう。
または趣味の時間など、「居場所がない」と感じる暇がないくらい楽しく過ごせる時間を作ってみるのもいいでしょう。
「自分の家はあなたの居場所」
居場所は与えられるものではなく自分でつくるものです。
これはオイラの見解なので、ここに書いてあることが正しい解決策ではありませんが、参考になると嬉しいです。
本編から少し話が反れます。
オイラの中にある印象が強い言葉を一つ。
「対価は常に伴う」
タダ…無償で与えられて得だけしかないように思えるが代償を支払っていることが多いのです。
逆に言えば与えている方が損しているように見えるかもしれませんがそうではないということです。
むやみやたらに「無思考で与える」ということはここで言う与えるではありません。それは散財と呼びます。
「財」とは金融資産に限ったことではありません。例えば時間や健康、情報も財です。価値あるものが財です。
自分の意志で「与える」ことは損ではなく「与えられる」それ以上に得なのです。
そして「与える」は自分の居場所を生みます。
「居場所がない」と感じてしまうあなたへ。
「与える」は居場所を生みます。
10年程前までの自分は純度100%のクレクレ人間でした。
与えられるのをタダ待ち、それが違ったりなければ不満を言い拗ねる。
自分がやったことに対して100%以上で返ってこないとイライラしていました。
こんなにもやってやったのにこんなけしか…なにも返ってこないと。
そして失くしていきました。
与えられるだけの割合が多すぎればそうなります。
失くしていく度に失っているものを気付くわけではなくある日突然気付きます。
まるである日突然身体の衰えに気付くように。(オイラは37歳、最近初めてぎっくり腰になりました。疲れやすくなりましたし食事も多く取れなくなってきています。)
そしてそこから失ったものを取り戻すのは至極大変なのです。どうやっても復元不可能なものも多いです。
新しく他のものを得ようとしても時間はかかります。
対価は常に伴います。
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